パコデルシアがなくなりました。2014年2月26日で66歳だそうです。
中学か高校か、「地中海の舞踏」で初めてパコデルシアを知ったとき、あの3人のなかでも一際、光って、異彩をはなっていました。
僕らが知っているいわゆるクラッシクのガットギターでめちゃめちゃかっこいいフレーズをひいていました。
それまで、フラメンコを知らないかった私がそれからアンダルシア、フラメンコ、ヒターノの世界に触れていったのでした。
そして、1989年に初めてセビリアでタブラオ
フラメンコにいったり、ぺぺの店でフラメンコやセビジャーナスを聞いたのでした。
パコさんは、シルヤブもとりあげていました。さすがアンダルースに根っこがある人だと感じました。
指の長さが全部同じ、普通のギターひきは爪をコーティングするが、パコさんはいつも生爪で、テーブルクロスも「ぴヤーっ」と引き裂けるほどだと誰かがレコードノーツに書いていました。
高校の時は、フュージョン全盛でしたが、そこから一人抜けてスペインフラメンコの世界にはまっていったのです。
それは、その後すきになるジャズよりも早い出会いでした。小生の音楽鑑賞世界にスペインアンダルシア、そしてフラメンコをもたらしてくれたパコさん、アディオス。